ちょっと古いネタだけれど、8月9日に掲載されていたThe Malay Mail 恒例の調査によれば、今年の1月から上映された映画11本のうち、黒字になったのは3本だけだそうだ。結果は次の通り。
Syaitan
- 制作費:1,260,000
- チケット収入:490,000
- 合計:▲290,000
Qabil Khusry Qabil Igam
- 制作費:2,200,000
- チケット収入:1,500,000
- 合計:▲590,000
Puaka Tebing Biru
- 制作費:1,280,000
- チケット収入:1,000,000
- 合計:▲690,000
Mukhsin(Ysmin監督)
- 制作費:1,000,000
- チケット収入:1,900,000
- 合計:140,000
Jangan Pandang Belkang
- 制作費:1,700,000
- チケット収入:6,400,000
- 合計:2,100,000
Zombie KG Pisang
- 制作費:1,200,000
- チケット収入:2,300,000
- 合計:170,000
SUMO-LAH(マレーシア初の相撲スポコン映画)
- 制作費:2,950,000
- チケット収入:1,190,000
- 合計:▲2,250,000
Waris Jari Hantu(今年のマレーシア映画祭最優秀監督賞、男優賞)
- 制作費:2,200,000
- チケット収入:1,700,000
- 合計:▲1,100,000
Cinta yang Satu
- 制作費:1,700,000
- チケット収入:66,000
- 合計:▲1,300,000
Diva
- 制作費:2,960,000
- チケット収入:300,000
- 合計:▲2,790,000
合計の金額は、税金等諸経費を払ったり、還付を得たりという手続きを経た後の想定値。ただし、あくまでも収入はチケット収入のみを基準にしているので、スポンサー収入とかDVD,VCD売り上げ収入は含まれていない。だから、実際の収支とは随分違う場合もあるだろうということ。
しかし、ホラー映画にまじって
MukhsinとSUMO-LAHは健闘した。Mukhsinは黒字だし、SUMO-LAHは制作費が大きすぎて黒字にはなっていないけれど、チケット収入では4番目。きっとたくさんスポンサーがついていたから、ある程度何とかなっているのではないのだろうか。とにかく、全体としてあまり信用できる数字ではないような気がする。
なお、SUMO-LAHの原作・脚本をしたKubotaさんのブログによると、
SUMO-LAHは福岡映画祭で上映されたとのこと。おめでとうございます。 http://japanmalaysia.at.webry.info/